横隔膜トレーニング(インナーユニット)
本日は、9月16日に投稿した「インナーユニット」のトレーニングについてご紹介します。
復習になりますが、「インナーユニット」とは、横隔膜、腹横筋、多裂筋、骨盤底筋の4つになります。
その中でも「それってどうやるの?」というのが『横隔膜』です。
横隔膜は、肋骨下部にドーム状の筋肉で、胸腔と腹部とを仕切っており、息を吸い込むときに最も重要な役割を果たす筋肉です。
この横隔膜だけを狙って鍛えるのはどうすべきでしょう?
それは「腹式呼吸」です。
ただ、一般的な腹式呼吸では、息を吐くときに重点を置かれますが、横隔膜にとってはストレッチとなります。横隔膜の筋力を鍛えるためには、息を吸い込むときにお腹を膨らませることです。
横隔膜トレーニングの効果は、呼吸のみならず、循環機能、内臓機能、自律神経、体力に至るまで様々な効果が期待できます。
その方法は、仰向けに寝た状態で、全身をリラックスさせ、息を吸ってお腹を膨らませ、息を吐きお腹をへこませるだけです。この膨らませとへこませをそれぞれ3秒づつ維持します。
難かしかもですが、慣れてきたら、呼吸は意識せず、喉は閉めず、胸も動かさず、お腹のみ膨らまし・へこましを繰り返すのです。
その際にお腹に1kg程度のものを置くとより一層効果大です。
是非、「横隔膜トレーニング」を鍛えて、健康なカラダ、パフォーマンス向上をめざしましょう。